後ろ向き太郎の後ろ向き日記

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ヒトは本当に遺伝子だけでできているのか?

今回もポエムです。

私は無神論者です。ただし、好き好んで無神論者になったわけではなく、神に知り合いがいないので信じる神に心当たりがないだけです。

うちの神はいいよ、救ってくれるよって紹介があれば喜んで聞くんですけどね。

 

これはもはや8世紀ほどから語り尽くされている分野のようで、高卒で全く学がない私が語るのはおこがましいの極みだと思いますが、最近はいろいろと思うところがあります。遺伝学、哲学、宗教学すべてにおいて無知です。それらのプロの方は素人の戯言と思いそっと閉じてください。

 

唯物論に従うと、ヒトは遺伝子とそれをもとに分裂した細胞のみから作られています。

遺伝子の塩基配列に関しては様々な研究が行われており、GCATの4種類のコードはただそれだけの情報ではないことは承知しています。

今の所、塩基配列を単純なデータの羅列と捉えた場合、ヒトの遺伝子情報は750MB~数GBと換算できます。

一方、完成したヒトの脳のデータ量は記憶のみで10TBを超えると試算されています。

遺伝子からタンパク質を複写していく過程については詳しくないのですが、果たしてこれほどの高圧縮率をちっぽけな細胞に収容できるのでしょうか。

記憶とは経験によって蓄積されているものなので、誕生当時に脳の構造のみを作り上げ、そこに経験を蓄積していけばデータ量はどんどんと膨れ上がると考えれば納得できます。

また、脳は当然ながら非ノイマン式コンピュータであると推測されているため、ノイマン式コンピュータのデータ量と同列に考えるのもナンセンスな話です。

データ量が増大できるのは脳の処理方法の特性として、それよりも私が腑に落ちないのは、経験を元にしない本能による行動、もしくは自発的行動です。

私の愛読書の「寄生獣」から引用させてもらうと、クモは教わらなくても巣の張り方を知っています。狩りの方法、身を護る術、求愛行動、自分はなんのために生きるのか。クモはすべて知っています。これは母グモから隔離されたクモでも同じように行動するでしょう。

これらすべての行動を臨機応変に行う場合、果たして遺伝子のプログラムに従うだけで実現できるでしょうか。

冷静に考えても、クモにも心理学でいうところの「欲求と葛藤」というプロセスがあり、原始的ながらもそのプロセスに従って行動していると私は考えてしまいます。

欲求と葛藤はすべての行動の原動力であり、そのどちらかが欠けていてもヒトは行動できなくなります。

はたしてクモのような虫けらは本当に遺伝子のプログラムに従うだけのただの物質なのでしょうか。

 

私が生命は物質なのか、それともそうでないのかを考え出したのは娘の行動を見ていたからです。

1歳になる娘は今日、机の上にある水を取るために、椅子を2脚自分の手で動かしてその椅子の間を乗り移り、机に近づきコップを取るという行動をしました。

もちろん、類似する行動を私達家族は全くしたことがありません。

水を飲みたいという欲求に基づいて複数の方法を組み合わせて検討し、実行して成功する…明らかに論理的思考が芽生えています。

ヒトの赤ん坊なので当然の成長なのですが、一体どこからこの発想がやってきたのでしょうか?

ヒトの脳には本能のみでなく、ヒトがヒトであるための能力が先天的に備わっているとひしひしと感じました。

繰り返しになりますが、ヒトの遺伝子に格納されている情報と経験だけで、これほどまでの早さで論理的思考が手に入るとは思えません。

この行動が論理的思考によるものではなく、単なるオペラント条件づけによる反射に近い行動であると捉えることもできます。

しかし、今回の場合では「無意味にイスを配置する」「やみくもにイスに登ってみる」などのオペラント行動が行われていた記憶はなく、それにより「偶然に水が手に入った」などの強化が行われていた事実もありません。やはり、すでに娘は論理的思考を得始めていると考えるのが私にとっての結論です。

さて、遺伝子の長さは生物によってそれぞれですが、ヒトの遺伝子はさほど長いほうではありません。また、わずか1%変質するだけでチンパンジーになってしまいます。

完全に素人考えですが、チンパンジーとヒトの差が1%しかないわけないと思います。

遺伝子がすべてじゃないとひしひしと感じさせられます。

また、遺伝子組換えが実用的に行われていることを根拠に、遺伝子がすべてと解釈するのは早計だと思います。

ここからはあくまで私の妄想ですが、もし遺伝子が「何らかの情報を得るための鍵」に過ぎないとしたら、私の疑問はすべて合点がいきます。

遺伝子はあくまで情報を取り出すための暗号鍵であり、その暗号鍵を改変すれば別の情報がダウンロードされるとしたら…

人類の遺伝子を1%改変したら、隣り合わせの棚に置いてあるチンパンジーのデータがダウンロードされるかしれません。

遺伝子を鍵になんらかの情報をなんらかの世界からダウンロードし、基本システムが人間であれば脳にインストールされる。宗教的な解釈をすれば遺伝子をベースにどの生物であるかを決定したあとに、どの魂を入れ込むか決定されると解釈できるのではないでしょうか。

少し話は脱線しますが、ここで存在を仮定している神、もしくはなんらかのシステムに意思があるとしたら、私の元に娘を送りこんでくれて、心から感謝しています。

今までの27年間の人生の真の意味をやっと見つけることができました。

また、これから何年あるかわからない人生でも、まぶしすぎるほどの灯台を見失うことなくまっすぐ進んで行ける自信があります。

私は過去にはスピリチュアルな精神や、運命という言葉に嫌悪感を抱いていました。

しかし、確率的にいえばとてつもなく低い確率で妻と出会い、恋に落ち、娘を授かりました。

自分の命より大切な愛を見つけました。

これを運命と言わずしてなんと言うのか、私の乏しい語彙では表現できません。