妻から「電子レンジがバチバチと音を立てたので使うのをやめた」と聞いたので、電子レンジの様子を見てみました。
庫内にアルミホイルや食べ物のカスなどがないことを確認して運転してみました。
見事にスパークして雲母板(電磁波放射部分のカバー)が発火しました!
写真右側の部分が焦げています。
取扱説明によると雲母板にキズや汚れがついた場合、発火の危険があると記載されています。表側からみて特にひどく汚れているようには見えませんでしたが裏側に油汚れなどが回り込んでいたようです。
こちらの雲母板ですが、Amazonで同等品が売っているので簡単に交換できました。
こちらは正方形のタイプなので、自分の電子レンジの雲母板のサイズに合うようにカットしてやる必要があります。
雲母板は爪で引っ掛けてひっぱってやると簡単に取り外せます。
こちらは裏面ですが、なるほど油汚れが入り込んでいます。庫内と雲母板の間はフラットなので、少し凹凸を設けるなどして汚れが入り込みにくくしてほしいとは思いました。
こちらが購入した雲母板(マイカプレート)です。大判のものが2枚入りでこちらの電子レンジ用なら4枚は取れそうです。
古い雲母板からサインペンなどで型を取ります。
意外と切りやすい素材で、割ってしまうことにさえ気をつけてしっかり切れ目を入れればカッターナイフで問題なく切り抜けました。
新しい雲母板を取り付ける際はまず奥側を入れておき…
全体を反らせるように入れてやると割る危険性が少ないと思います。
というわけで多少焦げ跡は残ってしまいましたが無事修理完了しました。
皆さんはバチバチ音がしはじめたら燃え上がる前に点検してくださいね。