以前購入したBELL G17(グロック17) SAIカスタム CO2バージョンはとてもかっこよくてCO2の衝撃も強烈で、いいものなんですが…
CO2のブローバックの衝撃でアウターバレルが折れたり、ブローバック後にスライドが開いたままになり閉鎖不良を起こすなど、CO2ならではのパワフルすぎに少し手を焼いていました。
初速もなかなか安定してくれず、CO2をあきらめフロン化(HFC134a化)してふつうのガスブローバックとして使おうと決めました。
まずはなにもせずにマルイのグロック用マガジンを使用してみたのですが、ブローバックがとても弱いです。
今回は何を変えればいいかわからなかったのでマルイ純正のG17を一丁用意して部品を入れ替えていってみることにしました。結果がわかってる場合は部品だけ用意したほうがいいと思います。一丁余っちゃうし。
ふつうのグロックをCO2化している方の記事を見てみると、ハンマースプリングは150%くらいのものに交換しているようです。
たしかに指でハンマーを起こしてみるとBELLのCO2バージョンのほうがマルイのものより重いです。
ハンマーを起こすのにブローバックの力が使われて、スライドが後退しきらないのかも??
というわけでハンマースプリングを100%のものに交換してみることにしました。
見た目は同じような感じだったので写真はありませんが、たしかにBELLのCO2バージョンのほうがハンマースプリングが硬かったです。
ハンマースプリング交換で1発目だけスライドストップがかかるようになりました。
でもやはりまだブローバックが弱いです。
次はスライド内の部品をマルイ純正に交換していってみます。
まずリコイルスプリング、ノズルを純正品にしてみましたがまだまだ弱かったため、次にピストンヘッド(正式名称はYリング、Yリングヘッドというようです)をマルイ純正に交換しました。
YリングヘッドはBELL製のほうがマルイ純正よりやや小さいようです。CO2が抜けるように(ブローバックが強すぎないように)小さくしてあるのか誤差かですね。
マルイのピストンヘッドはそのままネジ止めしてあるだけでしたが、BELLの方はOリングが入れてありましたしネジも長くなっていました。
上がマルイ純正、下がBELL製です。
というわけで試射してみると、きちんとスライドストップもかかり、1マガジン撃ちきることができるようになりました。
まとめると、まんまCO2化の逆ですが、BELLのG17 CO2版をフロン化するためには次のパーツ交換が必要でした
ハンマースプリング、リコイルスプリング、ノズル、ピストンヘッドを純正か純正同等に交換する必要がありました。
ちなみにピストンまわりをいじる際、ブリーチ部をまるごとBELL G17のスライドに入れようと思ったのですが微妙にきつくて入りませんでした。少し削れば入ると思いますが…