最近作りたいものが出てきたんですが、調べてみたところArduinoを使ったお手軽そうな作例が見つかりました。
Arduinoは以前から気になっていましたが使ったことがなかったので、一度買ってみることにしました。
こちらはArduino Nanoの互換品とのことで、AmazonでPrime対応なのに500円しません。
Arduinoって2~3000円くらいするイメージだったので思ったより安いんですね!
この値段ならいいじゃん!と迷わず購入してみました。
到着したものがこちらです。
ピンヘッダははんだ付け済みかと勝手に勘違いしていましたが商品画像でもピンヘッダはついてませんね。はんだ付けは嫌いではありませんが地味にめんどくさいので…
こちらのピンヘッダ装着済みのものでも1000円しないのでこちらでも良さそうです。
はんだ付けし終わってこんな感じです。はんだ付けは50点くらいですかね…
大電流を流すわけでもないので動けばよかろうなのです。
とここまでやってピンヘッダを基板の裏表逆につけてしまったことに気づきました!!ぐあああ!!まあ!まあ!動けばよかろうなのです!!!!
さて、私はArduinoははじめてなのでIDE(開発環境)を用意します。
こちらの公式サイトより、OSに合わせたArduino IDEをダウンロードします。私の場合はWindows版です。ダウンロード時に寄付のお願いが表示されますので、前向きに検討しましょう。
インストールはダウンロードしたインストーラーを起動し、Agree→Next→Installで問題なくインストールできました。途中、ドライバのインストールを許可するか聞かれるのではいを連打していきます。
早速IDEを起動してみます。スタートメニューにArduinoという名前で追加されています。
ツール→ボードから使用するボードを選択します。
Arduinoの世界では、プログラムのことをスケッチといい、まず最初にLEDをチカチカさせるスケッチ、通称Lチカと言うものを実行してみるそうです。Hello world的なものですかね。
LEDくらいは家にあるだろうと思っていたのですが探してみると意外と低電流で動く素子がなにもなかったのでとりあえずテスターをつないでみました。
Arduino nanoのD2端子(デジタル2番端子)とGNDにテスターを接続しています。D2から始まるのはD1はなんかで使っているからなんですかね?
入力したスケッチは以下のものです。
void setup() {
pinMode(2,OUTPUT); //2番ピン(D2)を出力に設定
}void loop() {
digitalWrite(2,HIGH); //2番ピンをHighに
delay(3000); //3000ms=3秒待つ
digitalWrite(2,LOW); //2番ピンをLowに
delay(3000); //3000ms=3秒待つ
}
これでD2端子がHigh→Lowを繰り返すはずです。
スケッチ→マイコンボードに書き込みを押してみるとエラーが出ました。
原因は、今回Amazonで購入したこちらのボードはツール→プロセッサからATmega328P(Old Bootloader)を選択しないといけなかったようです。
こちらの設定を変更して再度マイコンボードへ書き込みを押してみたところ、無事テスターの電圧の値がHigh(5Vくらい)↔Lowを繰り返すようになりました。
Arduinoはかんたんだと聞いていましたが、ピンヘッダさえついているものを購入すればはんだ付けなしでいろいろなものが作れそうです。
なお、きちんとLEDを用意してLチカをしてみる場合もArduino Nanoの基板はピンヘッダが生えているタイプなのでメス→メスのジャンパワイヤが必要です。