前回の記事で、Aliexpressのユーザー登録からかんたんな注文方法を紹介しました。
そちらでも少し触れていますが、Aliexpressはさまざまなセラーの集合体なので、少し気をつけて選ばないと詐欺商品や商品が届かないなどのトラブルにあう可能性があります。
こちらのエントリではそういった事態にならないよう私が気をつけている内容を書いていきます。
基本的な商品の探し方
どのような通販サイトでも共通ですが、自分のほしい商品をカテゴリ、またはキーワードで探していくことになります。ここでは非接触式体温計がほしいものとしてキーワード検索で探していってみます。
Aliexpressを開き、体温計はThermometerなので、検索欄に入力して検索してみます。
お目当ての非接触式体温計だけでなく、物体の温度計なども表示されていて探しづらいですね。
ここで自分がほしいと思っている商品を探してみます。
そして商品名をよくみると、Infrared Thermometer Non Contactとあります。
なるほど、非接触式の体温計はNon Contact Infrared Thermometerなんですね。
このワードで再検索してみます。
結果がお目当ての非接触式体温計ばかりになり、見やすくなりました。
このように私は一度適当なワードで検索してみてから、商品名にあてはまっているワードで検索しなおして目的のものを探しています。
安い順にソートはやめたほうがいい
検索画面はSort by:のところの表示にとおりにおすすめ順、オーダー数、新しい順、価格昇順、降順が選べます。
試しに安い順にソートしてみます。
上記のように、61円からという表示になりました。
しかしながら実際に商品をクリックしてみるとこのようになります。
このように、実際の商品は932円です。
Aliexpressはひとつの商品でカラー、種類を選べるという仕様上、設定の上だけ商品が61円からのバリエーションが選べるという表記にすることで、見かけ上の価格を安くすることができるようになっています。
また、商品価格が安いぶん送料がかかるものもでてきます。(Aliexpressは基本的にほとんど送料無料です)
このため安い順にソートしても実際には意味がないといえると思います。
詐欺商品や不良品を買わないためには
Aliexpressは多数のセラーが集合している通販サイトなので、なかには悪意をもったセラーや品質のよくない商品を提供しているセラーもいます。
これらを防ぐためには、日本の通販サイトに期待するような「どれを頼んでも一緒のものが届くだろう」という発送を捨てて買い物する必要があります。
日本の通販サイトでは、同一型番の商品を価格.comで比較して、最安値の商品を頼んだとしてもトラブルが起こることは多くありません。あったとしてもアフターサービスなどの点だけだと思います。
Aliexpressでは値段だけで選ぶなどの選び方をしていると悪意を持ったセラーにあたる可能性があります。
具体的には商品はオーダー数が多い順に選ぶ、ということを基本にするといいと思います。
価格に関しても、オーダー数が多いものを選ぶと必然的に大多数のなかでは送料を含めても最安値に近いものになると思います。また、上記の価格順にソートしたときのような価格をごまかしている商品もヒットせず見やすくなります。
また、レビューが多い商品を選び、レビューをよく見てから検討しましょう。
Aliexpressには各国からのレビューがありますが、自動翻訳である程度は見やすくしてくれます。
見ているうちに慣れてきますので、ニュアンスで使いやすいか使いにくいか、壊れやすいかそうでないかくらいはわかると思います。
また、商品ページの写真と現物が違うことがありますので、写真付きレビューは非常に参考になります。
オーダー数が多く、レビューが多いものが一番いいと思います。
偽ブランド品をつかまされないためには
偽ブランド品、コピー品などを掴まされたくない、と思う方(当然ですが)はAliexpressでそういったものを購入するのはやめたほうがいいと思います。
中国ではいまだに商標や著作権に関する意識が薄いのか、Aliexpressはブランド品、メーカー品問わずコピー品があふれかえっています。服飾品や装飾品などはすべて偽ブランド品だと思ったほうがいいでしょう。
バッグや服などのブランド品だけではなく、電気製品や文房具ですらコピー品がおおく出回っています。
こういった類のコピー品を掴まされないためには、その製品の値段として安すぎないかを考え、レビューを参考にするのがもっとも良いと思います。コピーが出回りそうな品物のレビューではGenuineとかPoor fakeとかのレビューがよくついています。
次のエントリでありがちそうなトラブルの例を挙げてみました。
なにかわかりづらい点などありましたらお気軽にコメントください。