図書館に行ってみたところ、Steins;gateのアニメ版ガイドブックのTV Anime STEINS;GATE OFFICIAL GUIDE BOOK 記憶補完のモノグラフがあったので借りてきました。図書館にもこういう本があるんですね!
こちらはガイドブックなので感想のレビューというよりは内容の軽い紹介ですが、ざっと見ていってみます。資料集や設定集ではなくあくまでガイドブックといった感じですね。
まずは各話ごとにストーリーのあらすじと特徴的な場面、キーワードの解説と伏線が紹介されています。アニメもよく見たつもりですが気づいていなかったor忘れていた伏線もあり、助かります。
伏線の紹介はこんな感じです。
伏線の答えを記載するのではなく、それを回収するのは何話か紹介しています。
そして、ストーリーにおいて重要な場所、モノ、人物などの紹介をしています。
小さく未来ガジェット研究所の設定画が描かれていますが、個人的にはこれをもっと大きくみたかった!でも設定の解説などもなされており満足です。
「記憶補完のモノグラフ」はアニメに出てこなかった裏の設定を解説するというより、アニメの内容を完璧にまとめてわかりやすく一覧にしてくれているという感じでしょうか。
シュタインズ・ゲートのゼリーマンと似た現象の都市伝説も紹介されています。こちらも公式に関係があるとうたわれているわけではなく、似ているね、というスタンスです。
キャラクター紹介がこんな感じであります。
私は紅莉栖が好きなので紅莉栖のページをよく見てしまいます。
やはり私は設定画を大きく見せてほしいなーと思ってしまいます。でもアニメ絵の紅莉栖が本でよく見られるのもいいところですね。
各キャラクター担当の声優さんのインタビューが載っています。
私は紅莉栖は好きなんですが声優さんにはそう興味を持たないんですよね。個人的感想ですが…
各キャラクターごとにどんな物語を辿るか紹介されています。
Steins;gateのストーリーにおいて、主人公のオカリンに次いで(ある意味オカリンよりも)活躍する紅莉栖ですが、その紅莉栖の辿る物語について紹介されています。
衝撃的な登場をし、ストーリーの最初は強気で攻撃的な紅莉栖が、ラボの仲間入りをし次第にラボメンとして打ち解けていき、最後は自らがいない世界線をオカリンに選択させる…思い返すと初めてSteins;gateを見たときの気持ちがこみ上げてきます。
各世界線の世界線変動率と、起こる現象の一覧が書かれています。オカリンが世界線をどう移動してシュタインズゲート世界線に向かったのかわかりやすくなっています。
こういう描き下ろし(だと思います)のイラストなんかも素敵ですよね!もうちょっと枚数があったらうれしいです。
用語はよくわからないのですが、付録の小冊子として「イメージボード」としてラフ画が載っていました。ことばにできない部分を、このイメージボードを通してキャラクターデザインの方やスタッフの方とイメージを共有していったそうです。
私としてはこの紅莉栖のカットが非常に気に入りました!ゲーム、アニメでいったらどのシーンでしょうかね…@ちゃんねらーバレした場面とかですかね??
このような感じで記憶補完のモノグラフを楽しく読むことができました。
新品はもう手に入りませんが、中古でも状態の良さそうなのがあったら手元に一冊置いておきたいな、と思う一冊でした。