先日、我が家ではXiaomi製の非接触体温計を購入しましたが、非接触体温計がなかなか手に入らない方もたくさん見えると思います。
我が家では非接触体温計が届くまで、毎日の検温をこの方法でしのいでいました。
あくまで簡易的な測定法ですが、意外ときちんと測れるので一度お試しください。
放射温度計(非接触温度計)を用意する
我が家ではこのタイプを使用しています。赤外線式温度計、放射温度計などというもので、体温は測れませんと書いてあるものでだいじょうぶです。耳で測りたいのでガンタイプのものよりスティック型のものが使いやすいです。
Amazonではこちらなどが安くて手頃ですね。
放射温度計はもともと物体の温度を測るもので、私の家でもずっと愛用していました。今後、コロナウィルスの流行が終わったとしても温度計としてずっと使えるので持っていて損はないと思います。
まず普通に測定する
この放射温度計で耳の中の温度を測定します。
昔流行った耳で計る体温計と一緒ですね。感覚的には鼓膜を狙って測るような感じで測るとうまくいきます。
放射温度計がガンタイプなどで、耳に入らない場合はおでこなどでもいいでしょう。
結果はこのように体温よりやや低い温度がでます。
体温はあくまで体の中の温度なので、体の表面の温度とは異なります。そのため非接触式温度計には体温は測れませんとの記述があるんですね。非接触式体温計ではそのあたりを自動で補正しています。
その補正を自分で行えば、体温は測れませんと書いてある放射温度計でも体温が測れるわけです。
なので次に本当の体温を計ります。
電子体温計などで体温を計る
ここで普通の体温計で体温を計ります。私の場合放射温度計と桁を合わせると37.1℃でした。ちょっと微熱ですね。
実際の体温と放射温度計の差を出す
実際の体温(37.1℃)から放射温度計の値(36.0℃)を引いて、差を出します。この場合は1.1 ℃差となります。
できれば何回か繰り返して平均を取るとより正確になります。私の場合は何度か繰り返しても平均的にはこの値でした。
この値は個人や状況、体温計によって異なるのでご自分で割り出す必要があります。
補正値がわかったらあとは放射温度計で毎日計れる!
どれだけ差があるかがわかったら、あとは毎日放射温度計で計って補正値を足してやるだけです。
同じ写真を使いまわしますが、耳に放射温度計を入れて測定し、この場合だと36.0℃が出たから1.1℃足してやる、37.1℃だなというプロセスでかんたんに測定できます。
我が家はしばらく毎日この方法で検温しましたが特に問題ありませんでした。
これはあくまで簡易な測定方法なので、この方法で測った値がおかしい場合はきちんとした体温計で再測定してくださいね!
熱はないと思うけど一応ルールだからな、測らないと…というような場合には一瞬で測れるので助かります。風邪をひいているときなどに正確な体温を知りたいときには使えません!