久々に日本刀買いました。いやー今回はいろいろと悩んだんですけどね。
今までは寸が短い日本刀ばかり買っていました。日本刀は2尺…約60CMから刀となりそれより短いものはわきざしになります。
私はわきざしより刀が好きなんですが、刀が欲しい人はギリギリ60cm~65cmとかの寸が短い刀はあまり好まないようで、60cm弱の刀って安いんです。
なので今までは私は60cm弱とかの刀で満足していました。
少し前に62cmの刀を売却してしまったので、1振り欲しいなあと思っていたんです。
世の中の皆さんは寸のある刀を好んでいることですし、たまには私も長めのものを買ってみるかと思い、上の写真の刀を購入しました。
今回のものは2尺4寸弱あります。73cmくらいですね。
中古の自動車くらいの値段しました。いやー趣味の品は興味がない方からしたらバカみたいですね。
しかしまあ、62cmの刀と73cmの刀はたった10cmの違いで10万円くらい値段が高くなってしまった上に、前回売却してしまった刀よりも状態は悪いものになってしまいましたね。10cm長くなっても大して違いがわからないので、状態が良かった前の刀のほうがよかったなあ…刀身彫刻も入って、鞘の状態もよく身幅もあり見ごたえのする刀でした。
その前にもっていた刀も本当にいい刀でした。私は資金の都合上、コレクションを増やしていけないので新しい刀を買うにはもともとの刀を売却するなどするしかないので仕方ないのですが、手放してしまうとあれはよかったなあと思うんですよね…
今後はコレクションを手放すときはきれいに写真を撮っておくなどするとあとで見返せていいかもしれませんね。
気を取り直して今回購入した刀です。
波紋は…全体を見たらのたれかと思っていたのですがよく見たらこれは互の目ですか??よくわかりません!ほんとすみません!何本も持ったとか言う割に勉強する時間と覚える頭がなくてよくわかってないんです…
樋が入っていて全体に見た目がいいのですが、居合をやる方なんかは軽量化と樋鳴りのために好むそうなんですが私はずっしり重いほうが所有欲が満たされていいので樋のない刀でもよかったかもですね。軽くてちょっと頼りなく感じます。
寸も定寸以上あり、元幅35mm、先幅27mmと一般的な日本刀に比べるとかなり身幅のあるつくりのはずですが、なんだかひょろく感じてしまいます。(一般的な日本刀はだいたい元幅30mm先幅20mmが普通ですね)
戦場などで実用的な機能を目指していった結果、鍛錬を重ねて薄くしなやかで軽い日本刀ができあがっていったのでしょうが、素人ではこれでなにかを切ることはできないでしょうね。すぐ曲げてしまうか折ってしまうと思います。
ゾンビ対策には日本刀は向きませんねー。素人向けには斧とかナタとかでしょう。
彼岸島ではカンポキプスのシーンが有名ですが、おそらく彼岸島の作者は日本刀の本物を振ったことがあるか、なにかを斬ったことはあるんじゃないかと思っています。
私も一度は読んだんですが、この時点での主人公が日本刀にどれだけ熟練していたか忘れてしまいました。まあいい刀ばかりある世界なわけではないので、この刀に刃切れがあったのかもしれませんしね。
模造刀のみ見ていたら日本刀が折れやすそうというイメージはあまり湧きませんからね。