やっと、やっとここまで来ました…
「VSR-10を流速チューンにしたい」、ただそれだけの事でしたが、ものすごく大変でした。
VSR-10はパワー関連のカスタムはものすごくしづらい設計になってるんですね。
箱出し95m/sが安定して出る上に、それをわずかでもパワーアップしようとするとたちまち崩壊する設計…さすがマルイです。
あまりに必死すぎて作業途中の写真はありませんが、まず完成品です。
アウターバレルはストックぎりぎりまで切り詰めました。これでインドア戦でも安心です。
アウターバレルを切り詰めましたが、先端のサイレンサー取付部もきちんと移植しています。
やり方は人それぞれだと思いますが、私はアウターバレル内径を拡げるとともにアウターバレルエンドの外径を削って狭めることで、すっぽり挿入できました。
レシピとしては以下の通りです。
ベース:VSR-10 Gスペック
ピストン:90度トリガー用 超々ジュラルミンピストン
[ MAPLE LEAF メープルリーフ ] VSR-10 7075 超々ジュラルミンピストン ( 90 度トリガーボックス用 )
- 出版社/メーカー: BATON airsoft
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トリガー:PDI ν-トリガー
スプリング:APS−2用 M100スプリング
インナーバレル:純正カット(10cm程度までカット)
ホップパッキン:流速用ハード
面ホップアップパッキンセット [ ハード / ソフト ] [ 電動ガン用 ] (ハード( 0.25g 以上 BB弾 : 流速チューン 用 ))
- 出版社/メーカー: BATON airsoft
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RA-TECH CNCステンレスシリンダーヘッド使用
VSR-10のトリガーシステムは、少しでも手を加えようとすると全く動作しなくなりますね…
最初はスプリングだけ交換するつもりだったのですが、スプリングレートを上げるためにピストンを交換するとシアが落ちなくなり、トリガーまで交換することに…
最終的には総入れ替えみたいになってしまいました。
VSR-10のシリンダーヘッドには、シリンダーヘッドオープナーを使用する方が多いと思いますが、私は持ち合わせていないし作るのも面倒でしたのでRA−TECH製を使用しました。こちらはプライヤーやモンキーレンチ、バイスなどで締め付けできるので便利に組み付けできましたよ。
アウターバレルの切り詰めはサンダーで行いました。最終的には板に紙ヤスリを貼って使用し、垂直を出しています。
アウターバレルエンドの取り外し方は、アウターバレルエンドをよく見ると穴が空いているので、その穴を利用してクルクル回してやれば取りはずせました。
最終的に初速は以下のようになりました。
まずはホップ開放です。
そして、ホップ最強だとこうなります。
バッチリ98未満に収めることができました!
間違いなく流速チューンです!
しかし、大切な事を忘れていました…
私は愛知在住ですが、このあたりのフィールドで使用できる弾は0.2gなんですよね。
流速チューンの銃に0.2g弾を使うと、ものすごく上なりに飛んでいきます。
これ、ものすごく狙いづらいです…
もっと重量弾を使用できる場所なら、すごく活用できると思います。
でも、0.2gしか使用できないんですよね…
最低ホップでも弾が逆放物線を描いて飛んでいきます。
こんな銃で本当にスナイパーできるのかな…