久々にVSR-10のカスタムをしようとVSR-10用の垂直トリガーを買ってみました。
この商品です。
いざ届いてみたらこの通りバラバラで組み立て説明もありませんでした。
レビューをよく読まないで買ったのも悪いんですが、商品説明にはバラバラで届きますよなんて一言も書いてありませんでした。組み立て済ですとも書いてありませんでしたが…
品物自体はPDI製のνトリガーのコピーのようですが、PDI製を持っていないので備忘録を兼ねて組み立て方を説明します。
逆にPDI製の組み立ての参考になるかと思います。
・トリガープル調整用ネジを取り付ける
写真では順番が前後していますが、これを1番最初にやるべきです。
結構いれづらいイモネジなので、シアーなどを取り付けた後に入れようとするとシアーやスプリングが飛んでいってしまいます。
イモネジは長いほうがトリガープル調整用、短いほうがトリガープル調整ネジをロックするネジです。
トリガー側からねじ込んでいきますが、向きに注意してください。
ネジ穴の反対側の細い穴のほうに、六角の頭が来るように取り付けるものです。
この形で回せればイモネジの向きは合っています。
・ピストンシアーを取り付ける
眼鏡スプリングを用意します。小さいほうがシアー用です。
ピンを2本セットし、写真のように眼鏡スプリングをセットします。
各ピンの軸にはAZの高粘度オイルを塗っています。
ピストンシアーをピンにセットします。眼鏡スプリングの引っ掛け部分がこの位置に来るように気をつけてください。
ピストンシアーの上に眼鏡スプリングをセットします。赤枠でかこった位置の穴に、眼鏡スプリングの先端が入るように気をつけてください。
・トリガーシアーを取り付ける
まずはピンをセットしておきます。
これがトリガーシアースプリングです。
トリガーシアーの下にトリガーシアースプリングを入れて、少し指で縮めながらセットします。写真のようにセットすれば特に迷うことはないと思います。
トリガーシアーとピストンシアーが触れ合う面には、モリブデングリスを塗布しました。
・トリガーを取り付ける
トリガーです。ローラーになっている部分に高粘度オイル、トリガーとトリガーシアーが接する面にモリブデングリスを塗布しました。
ピンをセットしてから、トリガーを取り付けます。
トリガー用の眼鏡スプリングを取り付けます。
眼鏡スプリングの向きと、眼鏡スプリングの先端がトリガーの穴にきっちり入っていることに気をつけてください。
これで中身は組み上がりました。
トリガーボックスのカバーを閉めるネジはこちらの皿ネジです。
カバーを閉める際は、カバーの側にもピンが入る穴があるため、無理やり閉めないようにしましょう。
ピンがカバー側の穴に合うようにゆっくり閉めていき、ネジも一度軽く止めてからトリガーやシアーがきちんと動くことを確認してからきっちりと締めましょう。ピン穴が合っていない状態で無理にねじ止めするとカバーが割れると思います。
・セットピンを組み込む
こちらはノーマルのトリガーと一緒です。
セットピンを差し込み、先に左側のネジを締め込んだあと、反対側のネジを締めます。
というわけで組み立て完了です。
ネジが余りましたが予備ですかね?
手前のパーツがなにかわからなかったのですが、専用のピストンエンドがついてるんですね。
ピストンエンド一体型のピストンしか使ってなかったのでわかりませんでした。
そんなこんなでなんとか組み上がりました。
シリンダーを注文しているので、それが届いたらカスタムしていこうと思います。