KSCのSTIシリーズ、あんまり詳しくないんですがヤフオクでよく見かけるので面白そうで買ってみました。
ジャンクで購入し、ジャンク理由は記載されていませんでしたが確認したところ発射しようとすると生ガスが吹き出すものでした。
ガスブロの構造はあんまり詳しくないんですが、とりあえず分解してみます。
スライドを途中まで引き、スライドストップを抜き取ります。
フレーム側は問題なさそうなので、スライド側を分解していきます。
次はリコイルスプリングガイドを外したいのですがはずれない…
悪戦苦闘していたのでちょっと写真が前後しますが、スライド前側から六角レンチでボルトをゆるめてやると、リコイルスプリングガイドが2分割できて外せるんですね。
アウターバレルをスライド前方に抜き出します。
購入したものはノンホップだったんですが、KSCのページからパーツリストを見るとホップアップがついてるように思います。
私のモデルはカスタムしてあるorKSCのパーツリストとは異なるモデルなんですかね?
リアサイトのエレベーションスクリューを外してリアサイトを完全に起こします。
リアサイトを持ち上げるスプリングが入っています。
リアサイトを留めているピンを抜き取ります。
ここでリアサイト上部が取り外せるのですが、このときエレベーションスクリューのクリック感のためのスプリングとピン(リアサイトディテントスプリング、ピン)がポロッと出てきます。
上の画像のプラスネジを外し、リアサイトを横にスライドして取り外します。
画像がボケていますがブリーチ部後部の六角ボルトを外します。
スライドを少し広げ、リアサイトを取り外した部分から押してやるとブリーチ部が取り外せます。
リターンスプリングを外し、画像左方に見えているちっちゃい部品(リターンプレートL、R)を外すとノズル、ピストンが分解できます。
これでピストンが出てきたんですがピストンカップが崩壊していました。
タニオコバって書いてあるので不思議に思い調べてみたんですが、タニオコバ、マルゼン、MGCのピストンカップは互換性があるとのこと。そういう事情でタニオコバのものがついているんですね。たぶん。
KSCに問い合わせてみたところ、STI EDGE用ピストンカップは既に廃盤で、グロック用 Gシリーズ No.27 ピストンカップ 648円を接着して使用してくれ、とのことでした。
(写真で分かる通りリターンスプリングもへたってるので、こちらも問い合わせていたのですがリターンスプリングはまだあるようでした。そのうち注文するかも…)
純正パーツは注文が面倒くさそう&送料を含めると高かったので、こちらの社外品を購入しました。

COWCOW TECHNOLOGY 強化ピストンヘッド KSC/KWA Gシリーズ
- 出版社/メーカー: カウカウテクノロジー(COWCOW TECHNOLOGY)
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届いた強化ピストンカップはこんな感じです。
サイズはピッタリですね。
外径はピッタリですが、内径が少し大きいのでピストンエンドに接着します。
最初はボンドGクリアで接着したんですが、すぐ剥がれてしまったのでエポキシ系接着剤のスーパー5で接着しました。
あとは逆の順序で組み立てて完成です。
無事動作するようになり、初速は78m/s前後になりました。
動画では室内で動作確認していますが、屋外でも撃ってみました。
競技用として人気があるらしく、非常に素直な弾道だと思います。
かなり古いものなのに未だに人気があるのも理解できます。
STIについていろいろ調べているとハイキャパの情報がよく引っかかるんですよね。
昔からハイキャパほしいなーと思っていたので、いつか買ってしまいそうです。