BOSE For NECのS-101VMを手に入れた(BOSE 101VMと同等) - 後ろ向き太郎の後ろ向き日記

昔からBOSEのスピーカーほしかったんですよね。

101MMが欲しかったんですが、なんでフルレンジなのにあれだけ低音が強調して出せるのかと不思議に思っていました。

BOSEはフルレンジスピーカーにもネットワークが入っており、パッシブイコライザーと呼称しているようです。(Today's something様より参考にさせていただきました。)

要するにイコライザが入っているってことのようです。

今回購入したのはBOSE For NEC銘のスピーカーですが、実はBOSE製品と変わらない、もしくはBOSE製を上回る性能を持っているそうです。(ヴァリアスクラフト様より参考にさせていただきました。)

型番もS-がつくだけで同等で、BOSE版の101VMと同様に、101MMの防磁仕様のようです。

とりあえず仮置きでスピーカースタンドに乗せています。

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さて、私は糞耳なので参考にはなりませんがさっそく試聴してみました。

101MMのレビューなんてネットに35億件くらいはあるでしょうから意味ない気もしますが…

まずは

Guardians of the Galaxy: Awesome Mix 1よりCome And Get Your Loveです。

さすがはモニタースピーカーらしく、全域にわたって音と音がしっかり分離して聞き分けることができます。

もともとはレコードからサンプリングされた曲だと思いますが、当時の空気感まで伝わってくるように思います。

もともとPA様や業務用のスピーカーなので、ある程度音量を上げていくと真価が発揮されるように思います。

このサイズのスピーカでは信じられないくらいくっきりと低音が聞こえています。

パッシブイコライザーの仕掛けを知ってからは「いじった音」であるのが納得できます。しかしパッシブイコライザーの回路は極めて単純ながら、その定数や理論は多大な計算や実験や製品改良によってもたらされたものだと思いますし、実用性が最大限優先されるPA向けやプロ向け用途には最適だと思います。

さて、次はアニソンです。

手持ちの音源集にはClarisのConnectがあったので、最初はそちらを聞いていたんですがYoutubeを探してみるとオーケストラ版があるんですね。そちらも試聴してみました。

小さなスピーカーとは思えない、広い音場を感じます。壮大なオーケストラの中にあっても、まったく負けることがなくボーカルの息遣いまではっきり聞き取ることができます。

実際には各楽器をサンプリングして、ボーカルを重ね合わせているのでしょうが、私にとっては大きなホールに金管楽器や木管楽器、打楽器がそれぞれ潰し合うことなく、かといって混ざり合うことなくまさしく調和しているように感じられます。

次はRAD WINPSの前前前世を聞いてみました。

ボーカルの声もクリアに聞こえ、今まで混ざって「ただの音」として認識していなかった楽器たちがそれぞれ自己主張していることに気づきます。

曲の盛り上がりにつれて少しずつボリュームを上げていくと、少しずつ「君の名は。」のエピソードが思い起こされ、初めて「君の名は。」を見たときの感動が思い起こされます。

劇場で初めてこの主題歌を聞いたときのことを思い返します。

さすがに重低音を劇場と比べるのはナンセンスですが、このクリアな中高域とソリッドな低音がデスクに乗るサイズで実現されているのはさすがのBOSEと言わざるを得ないと思います。

さて、総評としては大満足です。

101MMはやっぱり良いです！中古品の価格もお手軽なので、ぜひ手に入れることをおすすめします！

BOSE For NEC製品はBOSE製品以上の品質にも関わらず、BOSE製品より安く取引されているので、お買い得だと思います。違いはスピーカーグリルのロゴだけなのでグリルを交換しればいいだけですからね。

また、こちらのスピーカーは天吊りにしたいんですが、純正天吊り金具を買っていないため、手持ちの天吊り金具は穴位置が合わず使用できません。どうしたもんか…

ちなみにBOSE 101の吊金具用穴のネジはM5でした。

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しかし…ネットの情報では101MMより111ADのほうがさらに低音が出るとの噂が！

いいなあ…最終的にはサラウンド環境を構築したいので、あと2つくらいあってもいいじゃないですか！？買っちゃおうかな？？