※長いので結論を先に書いておきますが、すごくいい買い物でした。オススメです。
普段使ってるイヤホンが断線してしまいました。
リケーブルできるイヤホンだったのでケーブルを買ってもいいんですが、面白そうなイヤホンを見つけたので買ってみることにしました。
国内で買うと1万円程度するShureのSE215がAliexpressだと2500円です。Aliexpressでのレビューも高評価だったので買ってみることにしました。
発送も早く、注文から9日間で到着しました。地元の郵便局には元旦には到着していたようなので年末年始を挟まければもっと早かったと思います。
早速開封していきます。
外箱は軽くつぶれがありました。
現在のSE215の箱とはだいぶデザインが違うようですが、フォントなどに怪しい部分は全くありません。
シリアルナンバーもしっかり入っていました。
箱そのものにはおかしな点はないのですが、接着部分が少し雑に接着してあるなと感じました。のりが少しはみ出しています。
付属品類はこんな感じです。おそらく足りないものも特にないと思います。
付属品の低反発フォームチップのつくりが少し安っぽいかもしれません。すぐ壊れそう。
保証書、説明書類もきちんと付属します。若干色が薄いかも?
説明書の日本語フォントが少しあやしいかな?
でも海外製品なのでこんなものなのかもしれません。
さて、肝心のイヤホン本体です。
パッと見て特に違和感を感じる部分はありません。透明できれいなイヤホンだなー…
イヤーチップ、ケーブルを外してみました。透明なのでドライバーが見えますがドライバー周辺にもなんの違和感もありません。
MMCXコネクタ部分です。きれいなもんです。
どこから見ても違和感を感じられません。うーん…
ケーブルのロゴ部分はこんな感じです。
写真の写りで薄く見えますが、実際は問題ありません。少しバリが目立つような気がしますがこんなもんかもしれません。
さて、肝心の音質です。
一言で言うとバッチリでした…買ってみてよかった。
今もこのイヤホンを試聴しながらエントリを書いていますが、今まで聞こえていなかった音が聞こえてくるこの感じは久々です。
SE215の特色である低音の量感はさすがのものです。クッキリとして迫力のある低音が楽しめます。低音がしっかり出るイヤホンにありがちなこもり感が全くないのがいいですね。キレのあるアタック感を感じます。
また、低音のみでなく中高音もしっかりと解像しています。とにかく全帯域でクリアに音が出ています。ボーカルをしっかり中心に定位して、その他楽器もしっかりとそれぞれが分離して邪魔しあうことなく再現できています。
高音のシャリ付きやサ行強調もまったくありません。これだけ低音が出ていて聞き疲れしないのはかなりの高評価です。
これだけクリアに解像するイヤホンだと音源の差がしっかり出てしまいます。手元の音源はほとんどがMP3なのですが、大昔にリッピングした128kbps程度のMP3だと高音のかすれや全体的なモヤモヤ感、帯域不足が気になってきます。
低反発フォームを使用して試聴していますが、遮音性はさすがのものです。外音は全く聞こえてきません。
さて、私はAliexpressの2500円でかなり満足しましたが、国内で1万円程度のものが2500円なのはやはりいろいろなアレがあるのだと思います。
アレコレが気になる方は国内で買ったほうがいいと思います。

SHURE イヤホン SE215 Special Edition/カナル型 高遮音性/トランススルーセントブルー 【国内正規品】 SE215SPE-A
- 出版社/メーカー: Shure Incorporated
- 発売日: 2012/11/28
- メディア: エレクトロニクス