最近、妻が階段から足を滑らせて転落してしまいました。
幸いひどいケガはなかったのですが、相当痛かったようで、打ち身になってしまっているようです。
我が家の階段は急で滑りやすく、私も一度か二度か転落しています。
我が家には小さい子どももいるので、滑り止めを設置しないといけないと思い、いろいろと検討しました。
我が家の階段はこんな感じです。
特に変わったところもない、一般家庭の階段ですね。
階段から落ちる場合は、だいたい次の2パターンだと思います。
まず、このように下っているときです。
ズルっと足を踏み外して尻もちをつきながらズダダダと落ちてしまう。私は一度これで背中をひどく打ちました。
次に、上っている最中に、滑ったり踏み込みが浅かったりして滑ってしまう場合です。
私はけっこう階段をかけ上がってしまいますので、こちらもそのうちありそうです。
下りでは後頭部を打つリスクが、上りでは顔面を打ってしまうリスクがあり、当然ですが両方危険だと思います。
滑り止めとを検討するにあたって思いついたものが、3タイプありました。
①マットタイプ
最初はこちらのようなマットタイプを思いついたのですが、マット自体がずれてしまって余計に足を踏み外す原因になってしまうことが予想されることと、定期的に洗う必要が出てきて(我が家の階段は14段です)14枚洗うのは面倒くさそうなところ、またマットでは上記の写真のように上りの際に足の踏み込みが浅くて滑る場合には対応できなさそう、ということでマットはやめにしました。
②テープタイプ
階段の踏面の端に貼るテープですね。こちらは上りの際には滑り止めとしてよく効きそうなのですが、下りで踏面の真ん中あたりで大きく滑った場合には止まらなさそうに思えてしまいます。また、テープなのでそのうち表面の滑り止めが切れてきたとき、剥がして張替えが大変そうだと思い、こちらもやめにしました。
③踏面を延長するタイプ
こういったタイプの滑り止めをなんと表現していいのかちょっと言葉が見当たりませんが、こういうやつおばあちゃん家なんかでよく見ますよね。
Amazonのレビューで非常に評判がよく、20年以上保っていますとか滑らなくなりましたなどの好評をみて、またタイプ的に私が想定している上り、下り両方の滑りに対応できると思い、こちらのスベラーズを購入しました。
実物はこんな感じです。長さ670mmは私の家の階段にはちょうどよかったですが、購入される方はご自宅の階段の幅を測ってから購入しましょう。
スベラーズの売りとしては、滑り止めのみでなく万が一滑り落ちてしまった際のクッション性もあるとうたわれているのが魅力的です。以前落ちたときは、一度踏み外すと踏ん張れずに下まで落ちていってしまいましたので何度も踏面におしりと背中をぶつけました。
取り付け方はかんたんで、階段のワックスなどを落としてから両面テープの剥離紙を剥がして貼り付けるだけです。
スベラーズ本体を横から見るとこんな感じです。けっこう厚みがあり、しっかりしています。
貼り終えたあとがこんな感じです。
我が家の階段の色にもマッチしており、違和感もありませんね。
階段で足を踏み外すときは段をよく見ていなかった、というときもありますので、好みによりますがあえて階段とは違う色のスベラーズを付けて段がわかりやすいようにしてもよかったかもしれませんね。
さて、スベラーズを取り付けて実際滑りにくくなったか試してみます。
まず下りですが、写真のようにわざと足をずらしてみてもこの位置でかかとで踏ん張れます。しっかり滑り止め効果を感じます。
上りもかなりしっかり効くな、と感じました。写真のようにつま先だけ引っ掛けてみても、すべり落ちずに登ることができます。
何度か上り下りしてみましたが、上り下りともにスベラーズで足がしっかり止まるのでかなり安全になったな、と感じました。
滑り止め効果に関してはかなり期待できそうです。
また、製品自体がしっかりした素材でできていて、両面テープもかなり粘着力が強いです。耐久性についても、数年は間違いなくもつのではないか、という感触があります。
上のほうにも書きましたが我が家は小さい子どもも階段を上り下りするので、子どもたちにとっても安全になったと思います。
私はともかくとして、妻は階段から転落する前に何らかの滑り止めをしておけばよかったなあと思いました。
Amazonのスベラーズのレビューにも階段から転落して大怪我をしたという方のレビューが多く見られましたので、今まで階段から落ちたことがない方もぜひ何らかの滑り止めを設置しておいたほうがいいと思います。