備えあれば憂いなしとよく言います。
私は最近地震や台風などへの対策をしておきたいな、と思っていて、先日ポータブル電源を買ったところです。
非常時・災害時用にポータブル電源を購入 - 後ろ向き太郎の後ろ向き日記
先日から検討していましたが、ポータブル電源の容量が切れてしまうような長期間の停電であったり、ポータブル電源の充電忘れにも対応できるよう、ソーラーパネルを購入することにしました。
購入したのはポータブル電源とメーカーを合わせようと思い、同メーカーのこちらのソーラーパネルにしました。
このメーカーは30Wのソーラーパネルも出しているのですが、30Wのソーラーパネルはポータブルバッテリーを充電できないため、ポータブルバッテリーと各種蓄電池の充電が可能なこちらの60Wのものにしました。
到着したものがこちらです。
製品外箱に直接荷札がついて届きました。ソーラーパネルは割れ物のイメージがあるのでちょっと意外ですね。
製品を取り出すとこんな感じです。
折りたたんだサイズは37cm×36cmと、非常にコンパクトです。薄いですし、重量も思ったより感じないので持ち運びに困ることはなさそうです。
カチッと止まるバックルで固定されています。形も持った感じも通学カバンみたいな感じですね。
ソーラーパネルは三つ折りになっており、展開すると127cm×37cmになります。結構横に長くなりますね。
ソーラーパネルを立てておくための足が2箇所ついており、割としっかり自立します。ちょっと引っ掛けたくらいでは倒れてしまわないと思います。
風が吹いたら倒れるかな?と心配していたのですがパネルの角度がかなり寝ているので風に強く、よほど風が強いときに吹きさらしのところに置かなければ大丈夫だと思います。
建物を背にしていたり、ベランダなどならほぼ大丈夫でしょう。
カラビナが4つついてくるので、どこかにぶら下げておくこともできます。
充電出力はUSB Type-A×1、Type-C×1、DC出力で、USB出力はPD18W/QC3.0両対応です。
テストしたのは2月の13時ころで、晴天です。
まず、USB出力を試してみましたが問題ありませんでした。Type-A、Type-CともにAndroid、iPhoneが充電できました。
DC出力で同社のポータブルバッテリーも充電してみましたが問題ありません。
USB出力で2台のスマートフォンを充電しながら、ポータブルバッテリーを同時充電も試してみましたが問題なくすべて充電されました。
写真に1台写っていますが、もう1台は充電しながら手にもっています。
ここでちょっと気になっていたことがありまして、こちらのソーラーパネルは展開すると大きい(横幅約1.3m)ということで、畳んだままは使用できないのか?と思い試してみました。
1辺を畳んでみます。(ソーラーパネルは2枚隠れることになりますね)
USB出力、DC出力ともに停止しました。
開くとまた出力が再開されました。
今度はソーラーパネルを1枚だけ隠してみます。
やはり出力が停止しました。
各社同じような仕様だとは思いますが、1枚でもソーラーパネルが完全に隠れてしまうと発電できない、ということがわかりました。
完全に展開しないと使用できないことがわかったため、展開したサイズが気になる方は容量・サイズの小さいソーラーパネルを買ったほうがいい場合もあるでしょう。
私の場合は前述したようにポータブル電源との兼ね合いがあるので、このサイズでよかったと思います。
60Wの出力がフルに必要になるような高負荷をかけてはいませんが、作りもしっかりしていて頑丈そうなソーラーパネルです。
DC出力コネクタもたくさんついてくるので、手持ちの機器のコネクタに合うものがあると思います。
メーカーに問い合わせると保証期間の延長もしてくれる上、バッテリー充電用のワニ口クリップや、並列充電用のケーブルもくれるそうです。(なぜ最初から保証を長くし、ケーブルも付けておいてくれないのかはわかりませんが…)