先日購入したG18Cのマガジンの修理です。KSCのマガジンはG18CとG17と共通のようです。パーツリストもグロック17用マガジンのパーツリストを見ています。
他のグロックシリーズはわかりません。
さて、試しにガスを入れてみると注入バルブ側からシューシュー聞こえます。
バルブレンチを使用して注入バルブを取り外します。
外した注入バルブとOリングはこんな感じです。ちょっとヨレてますね。
手元にあったOリングは少し小さいですが、まあいいでしょう。
KSCの注入バルブのOリングがはまる部分の外径を測ってみましたが、4.3mmくらいでした。Oリングに詳しくないんですけどなんかキリが悪いですね…
注入バルブをもとに戻してガスを入れ、石鹸水を垂らしてみます。
泡がブクブク出たらガスが漏れているわけです。写真では一個泡が見えますが垂らしたときの泡です。
これ、先にやってみればよかったんですが注入バルブからは漏れてませんでした。ここから泡はでないのにシューシュー聞こえます。
次は放出バルブを開けてみます。
同じくバルブレンチで取り外します。
Oリングはきれいなもんですね…シリコンオイルを吹いてもとに戻しました。
同じように石鹸水を使用し、放出バルブからも漏れていないことを確認しました。
というわけでマガジン本体からの漏れということになります。
面倒ですがマガジンを分解します。
G17のパーツリストを参考にしながら分解していきます。
KSCのパーツリストのダウンロードサイトより、015GK4をダウンロードします。
まず、ベースロックを引き上げながらマガジンベースを取り外します。
写真の状態になったら、赤枠のインナーベースピン2本をピンポンチで抜き出します。
インナーベースピンを抜き取ると、インナーベースが引っぱりだせます。上側を分解していれば違う取り出し方もできるのかもしれませんが、私はマイナスドライバーをマガジン背面側に入れてインナーベースに引っ掛けて押しだしました。そんなに傷がついて困る部分でもないと思いましたので…
取り出してみるとマガジンシールがふにゃふにゃになっていました。
試しにシールテープを巻いてみましたがダメでした。インナーベースがマガジンに挿入できなくなってしまいました。
素直に部品注文することにします。
KSCオンラインストアより注文できます。
このマガジンシールを新品に交換して取り付けたところ、無事に治りました!になるはずが…
マガジンシールが新品になり、パンパンに張っているため、マガジンインナーベースが押し込めなくなってしまいました…
マガジンインナーベースを強力に圧入しながら、ピンを挿入しなければならないのですがそのような治具は我が家にもなく、構造も思いつきません…
いろいろ試したのですが、圧入できずあきらめ、もとのフニャフニャのマガジンシールを装着し、このマガジンはそっと引き出しにしまっておくことにしました。