iOSデバイスは、MDMという仕組みで企業や学校で配るデバイスに制限をかけたり、遠隔でアプリをインストール、削除したりできるのですね。
詳しくは私もあまりわからないのでググってみてください。
MDMで監視・管理されているiOSデバイスを見分ける方法は簡単です。
設定画面を開くと〇〇によって監視および管理されています。との表記があります。
この監視及び管理というのは、デバイスのポリシーによって異なるので、管理されているからといって何ができて何ができないかはそのデバイスのポリシーによります。
私が入手したiPad miniはガッチガチのガチに制限してあったので、解除できてよかった…
まず、App Storeがないのでアプリをインストールすることができません。
また、アプリがインストールできないならブラウザで見たらいいじゃないと思っていたらなんと、英検のWebサイトにしかアクセスできません!ブラックリスト形式でなくてホワイトリスト形式なんですね…ほんとにhttps://www.eiken.or.jp/eiken/にしかアクセスできないので、英検の学習用タブレットとかではなく英検で使用する試験用のタブレットとかだったのかな?
まずはiTUnesに接続できないか試してみます。
とにかくこれでは使い物にならないのでMDM解除を試みます。
iTunesは接続不可でした。iOSデバイスとiTUnesを同期するには、PCを信頼する必要がありますがこのデバイスはPCを信頼・iPadへのアクセスを許可して接続する操作を禁止しているようで、あらゆるソフトウェアとの接続が不能でした。
外部のWebサイトにアクセスできないから、IPAファイルを持ってくるようなJailbreakもできないし、そもそもIPAファイルをインストールすることが許可されてなさそうです。
PCを信頼できないので接続できず、ファイルを送り込むこともできないし…
これまで悪戦苦闘したのですが、結論からいうと今回のMDMはリカバリーモードにしてiTunesで復元したら復元できちゃいました。
本当は何回も何回もDFUモードで復元を試みてエラーではじかれて、っていうのを繰り返したんです。
DFUモードに入る→iTunesがDFUモードのiPadを見つける→復元しようとする→なぜか勝手にiPadが再起動する→iPadが正常起動してしまうので「このiPad監視モードじゃん!」とiTtunesが怒って復元を中止する、というのを繰り返しました。
DFUモードよりリカバリーモードの方が成功する場合もあるんですね。
ちなみにiPad mini 2のDFUモードは電源ONでiTunesに接続した状態で電源とスリープ同時押し、Appleロゴが表示されたら電源ボタンを離す。
これで電源ボタンを離さずリカバリーマークが表示されるまで待つとリカバリーモードに入ります。
無事解決できてよかった~!上記の厳しい制限のおかげで割安で手に入ったiPad miniです。何に使おうかな~