我が家では通販で買った中国製エンジン草刈り機を愛用しています。
ウェイモール AA11Cというやつです。
私が買ったのは25.4CCのモデルですが、民家の庭に使うには十分なパワーもあり、重すぎず満足していました。
が、ある日始動しようとして燃料を入れてプライミングポンプを操作しても空気しか入りません。
点検したところ燃料タンクからキャブに入る部分のフューエルホースに亀裂が入っていました。
海外製品あるあるなのですが、ガソリンが通るところなのに耐油性じゃなかったりするんですよね…
前回はここをダクトテープで巻いて応急処置していましたが、今回は本修理をします。
作業はすべて製品に付属してきた六角レンチでできました。
付属工具でメンテナンスできるのって当然のようですがありがたいことですよね。
まず底部のガード部分を外します。
タンクを固定しているボルトを外します。
これで燃料タンクが取り外せます。
外す際にどのホースがどこにつながっていたか覚えておきましょう。
黒が燃料ライン、透明がタンクへの戻り(多分キャブのオーバーフローですかね?)でした。メクラしてある1本はよくわかりません…
さて、ここで前回のエントリで書いたことに間違いがあったことに気づきました。
前回取れないと書いていたグロメットは多少固いですが取り外せますね。
また、ホースも強く引っ張ればグロメットからずらすことができました。
そのため、修理方法としては3パターン考えられます。
①燃料ホースと同じ径のホースを用意して差し替える
これはグロメットにホースをねじ込むのがけっこうきつそうなので、手持ちでホースがある場合などにいいと思います。ホースを買うなら②のグロメットごと買うのと値段はさして変わらないかもしれません。
②グロメットにホースがセットしてある部品を買う
↓こういうのですね。私はグロメットが簡単に外せることに気付かなかったので③にしてしまいましたが、普通はこちらでいいと思います。
③燃料タンクごと交換する、という3通りです。
私はこの燃料タンクを購入しました。34燃料タンクというやつです。
私のWeimall AA11C以外のモデルでもネットやホームセンターで買える中国製草刈り機はどれも似ているので、探せば適合するタンクが見つかると思います。
↓の商品ページにもいくつか種類があります。
到着した商品がこちらです。
760円しましたが、グロメットが520円でさほど損したわけではありません。いつか燃料タンクが割れたときなどの予備になりますしね。
取り外しと逆の手順で組み立てて完成です。
今年もバリバリ活躍してもらいましょう…
私は草刈りが面倒で、除草剤を撒いていた時期もあるんですが、一度除草剤を使ったら庭の植生が変化してしまい、ドクダミばかり生えるようになってしまいました。
おそらくドクダミは除草剤に耐性があり、一度リセットされた庭のなかで一番に定着し、かつ他の植物が生えづらくさせる性質があるのでしょう。
結果庭は除草剤が効きづらい大量のドクダミに覆われてしまいました。安易に除草剤をつかうのも考えものだということですね…
我が家はさほど広くない普通の一軒家の庭ですが、電動ではなくエンジンの草刈り機でよかったな、と思っています。
手作業で苦労されている方や、電動の草刈り機のパワー不足を感じている方はエンジン式を導入してみてもいいと思いますよ。