先日も住宅用火災警報器の電池が切れた、とエントリにしましたが、実は新規に購入もしていますが電池交換もしてみることにしました。
家の中のどこからともなく「ピッ…」「ピッ…」と鳴っている、と思ったら火災感知器の電池切れ報知音だった、というのは先日記載したとおりです。
住宅用火災警報器は電池が切れたら電池ごと本体も交換してね、と書いてはありますが…別段汚れていないしまだ使えそうなので電池交換してみることにしました。
私は消防設備士の資格保持者なので自己責任で消防設備をいじってもいいんじゃない?と思っているフシもあります。
こちらの感知器はホーチキのSA04-1 住宅用火災警報器(火の元監視番)です。
交換用電池はPanasonicのCR-2/3AZ(SH384552520)となります。
純正品はちょっとだけ高いのでROWAの互換品を購入しました。でも数十円の差なので純正品がよかったかもですね。
Panasonicの純正品とROWAの比較です。同じものですね。
元通り電池をセットして完成!と思いきや…
電池をセットして、試験ボタンを押しても反応がありません。
まさか一度電池切れになると自動的に使えなくなるようになっているのか!?電池交換防止機能!?
そういった機能があるのかと疑って、いろいろとリセット方法を模索して電池を抜いたり差したりしていました。
ふと、電池を抜いたあと、試験ボタンを押したままにしながら電池をセットしたところ、正常に動くようになりました。
これでリセットがかかったのか?何度か抜き差ししたからよかったのか?そもそも電池交換防止機能なんてなかったのか?謎です…が、無事動くようになったのでOKです。
本体ごと交換しなさい!と言っているものを、電池交換で使っていいのか心配な方は、線香の煙などでちゃんと働くか試験してみるのも手だと思いますよ。
商業施設などにある火災感知器は耐用年数などではなく、線香やスプレーの煙を実際に浴びせてみて、きちんと反応するかを見て交換しています。家庭用の感知器ではそのように煙を浴びせて試験するのがわずらわしいため耐用年数として一律に交換するように推奨されているんですね。
ですのでかんたんに家庭で煙感知器のテストをしようと思ったら、線香を何本か一気に燃やして感知器の近くに持っていってみれば反応すると思いますよ。それで反応しなかったら引火しづらい箱内に線香の煙を充満させて、それで反応するか試してみるといいと思います。
煙が見るからにモクモクしているのに火災警報器が反応しなかった場合、それはもう寿命が来たと思って処分するのがいいと思います。