ブリタニア銀貨は、イギリスの純銀1オンスの銀貨です。
地金型銀貨の定番として、メイプルリーフ銀貨やウィーンフィル銀貨などと同様にコレクション・投資両方の側面で定番の銀貨です。
ブリタニア銀貨はイギリスの王立造幣局が製造しているため、表面には、イギリスの君主が描かれています。
そのため2022年まではエリザベス二世が描かれていたのですが、エリザベス二世は2022年9月に逝去されてしまいました。
それに伴いチャールズ三世が国王として即位しましたが、すでに製造されていた2022年のブリタニア銀貨の肖像はエリザベス二世のままでした。
また、製造がはじまっていた2023年のブリタニア銀貨もエリザベス二世のままとなりました。
その後、2023年初頭にはチャールズ三世が描かれたブリタニア銀貨が製造され、発売されました。
つまり、2023年のブリタニア銀貨には「エリザベス二世が描かれたもの」と「チャールズ三世が描かれたもの」の二種類が存在します。
また、「エリザベス二世が描かれたもの」は2023年初頭までしか販売されていなかったというところがミソです。
2023年3月現在、すでにブリタニア銀貨はチャールズ三世が描かれたものに切り替わっており、エリザベス二世が描かれたものは当然製造されておらず、販売店に在庫があるのみです。
どうでしょうね?上記のような理由から、2023年はブリタニア銀貨の特年といえるのではないでしょうか?
私は2023年のブリタニア銀貨は、エリザベス二世が描かれたものとチャールズ三世が描かれたもの、両方を購入してみました。
私はよく楽天のコイン専科さんで購入しますが、対応が早く、コインの状態もよく、おまけのお菓子もつけてくれて気にいっています。おすすめのショップです。
今回はエリザベス二世バージョンの値上がりに期待して…
なんとミントロール、コインチューブ入りも購入してしまいました。
ミントロールにはロイヤルミントの刻印が入っています。こういう普通はなかなか手に入らないものって好きなんですよね。
なかにはピカピカのブリタニア銀貨がギッシリ入っています。美しい…
私はミントロールのまま保管しておくつもりですが、ミントロールは動かすとカチャカチャと音がして摩擦で消耗していかないか気になります。
私は隙間埋めと、硫化を防ぐため両方の意味でシルセーブを一緒に入れて保管しておくことにしました。
ミントロールはかなり密閉性がありそうなので、シルセーブを入れておけば当分大丈夫そうです。
今回私は2023年という特殊な年の値上がりを期待して買いましたが、今は銀が安いのでブリタニア銀貨は普通に1枚4,000円くらいです。
今後長期的に銀は上がっていくのではないかと考えているので、肖像がどうこうというややこしいことを抜きにしても、地金としてブリタニア銀貨を購入するのは悪くないのではないか、と思っています。