最近、鉱石収集にハマっています。
最近、ミネラルフェアにいったのですが、いろいろな鉱石を見ましたが蛍光って面白い!
蛍光の性質をもつ鉱石をよく観察するため、強力なUVライト、ブラックライトを購入してみることにしました。
購入したのはAlonefire SV57 USB充電式ブラックライトです。
こちらの商品に決めたのは、一番は3Wのパワーがあり強力なのに安いことなのですが、波長も365nmと長波で鉱石の観察に最適なこと、(蛍光をもつ鉱石は長波、UV-Aに反応することが多い)コンパクトで気軽に観察に使えることです。
マイナスポイントだと思ったのは、私は電池内蔵式は嫌いです。内蔵電池が寿命を迎えると本体ごと使えなくなるからです。
まあ、それはその時考えればいいか…と購入してみることにしました。
届いたものがこちら。コンパクトな箱に入っています。
付属品はストラップ、USB Type-Cケーブルです。
操作は上記の画像にもある、UVライト後部にある青いボタンを押してオン、押してオフだけです。
いろいろと蛍光を試してみました。
まずはブルーアンバーです。
ブルーアンバーは、琥珀(アンバー)の一種です。主にドミニカ共和国やインドネシアで産出されます。この琥珀は紫外線を含む光の下では青い蛍光を発します。ブルーアンバーの最大の特徴は、この青い蛍光です。
蛍光を持つ理由は、琥珀の中に含まれる有機化合物(主にポリセスキテルペン)が、紫外線を吸収して青い光として再放出するためです。
Alonefire SV57で照らしてみるとこんな感じです。
青く光っていますね。写真ではぼんやりに見えますが、肉眼ではしっかり光っていますよ。
続いてはフローライト(蛍石)です。
フローライトは、蛍光を示すことで有名な鉱物の一つです。特に紫外線を浴びると鮮やかな蛍光色を発することがあり、一般的には青や紫、緑などの色で光りますが、個体によっては黄色や赤など異なる色を見せることもあります。
Alonefire SV57で照らすと、まぶしいくらいに蛍光します。写真では色が飛んでしまいました。
あと、これは面白いなと思ったのが、時計の夜光を光らせられるかな?と思ってやってみたものです。
こちらはTISSOT T~コンプリカシオン スケレッテです。
これを照らしてみると…
蛍光のマーカーの他にも、真っ赤に光る部分が!
これは、機械式時計には、ムーブメントに人工ルビーが軸受として使われているため、そのルビーが蛍光しているんですね。
このように、蛍光すると思っていなかったものが蛍光して面白いな〜と楽しめる部分があります。
この面白さだけで商品代金くらいの価値があるかも。
いろいろ照らすのは楽しいのですが、光沢のあるものを照らしてしまったりして、反射光が目に入るとうぉ!まぶし!となります。
製品にも「ライトの光を直接覗かないこと」の注意があります。
このライト、ブラックライトなのでぼんやり光ってるだけに見えるだけで、ライトから出る紫外線のパワーは相当あると思います。
非可視光線でも、パワーがあれば当然目にダメージがあります。
反射光をモロに見ないように工夫したり、他の人がいる室内で使ってその人の目に入ったり、ましてや光を覗いたりは絶対にしないようにしましょう。
それさえ守れば楽しいツールになります。
これは知る人ぞ知る秘密なのですが、ご自宅に届いた郵便物、郵便物ならなんでもいいです。その表面をブラックライトで照らすと何かが起こる…!?
気になった方はブラックライトを入手して試してみてください。