後ろ向き太郎の後ろ向き日記

DIY、エアガン、武器、コインが好きです。

トヨタ シエンタ 170系のドアミラー連動キットを取り付ける

愛車のシエンタです。

車を買ったときから、この車はドアロックとミラー格納の連動がないので、連動キットを取り付けよう取り付けようと思いつつ先延ばしになっていました。

キットは買ってあったので、やってみたら1時間もかからず、とても簡単でした。

キットはエンラージ商事さんのキーレス連動ミラー格納キットです。

すべてカプラー付きなので、エレクトロタップでの配線への割り込みや、切断の必要がなく、取り付けやすくなっています。

また、格納したミラーの復帰タイミングも変更可能ということで、エンラージ商事さんのこのキットに決めました。

私のシエンタはXグレードなので、スマートエントリーが搭載されておらず、ワイヤレスドアロックリモートコントロールのみとなっています。つまり、スマートキーでなく昔ながらの物理鍵に、施錠、解錠ボタンがついているタイプとなります。

そのタイプのシエンタでも、このキットで問題なくミラー連動できました。

さて、取り付け方法はエンラージ商事さんのYoutubeで見られるのですが、私も一応備忘録として写真を載せておきたいと思います。

キットにはミラー連動キット本体、カプラー、内張り剥がしヘラ、両面テープ、インシュロックが入っています。用意するものはプラスドライバー1本で大丈夫です。

 

まず、ドアハンドル内側のカバーを外します。

ドアポケットも外します。

コントロールパネルも外します。

コントロールパネルが外れたら、2つのカプラーを外します。

大きい方のカプラーは抜けどめがついているので、小さいマイナスドライバーなどを差し込んで外すと外しやすいと思います。手でも外せました。

そして、3箇所のプラスネジを外します。

こちらのドアハンドル内側のネジだけ、頭が低くなっています。

3本のプラスネジを外したら、ドアの内張りを外します。

説明書やエンラージ商事さんの動画では、ヘラを使って外すように、とありましたが私は内張りの下の方を引っ張ったところ、うまくバチンバチンと外すことができました。

内張りが剥がれたら、レバーハンドルを取り外します。

このツメを押すとポロっと外れます。

ワイヤー類は取り外しませんが、万が一外れてしまったときのためにどうついていたか覚えておきましょう。

これで内張りがドアから完全に分離できたはずです。

私の場合はトヨタに頼んでつけてもらったアンサーバック用の部品がついているので、まだケーブルが伸びています。

ちなみに、ちょっと話が脱線しますが、これ、トヨタの正規ディーラーで作業してもらった箇所なんですが…

素人の私でももうちょっときれいに巻きますよ。ビニールテープくらい。

いくら見えない箇所だからってこう露骨に「だだくさ」にするのはどうかと思いますけどね。最近、車両火災の原因の多くは素人が車内の配線をいい加減に加工して…というニュースを見かけましたが、ディーラーでやってもらったほうがよっぽどいい加減ですね。

さて、ちょっとゲンナリしたのは置いといて、どんどん取り付けていきます。

ドア右側のカプラを差し替えます。

このカプラですね。

車体側を連動キットのカプラと差し替えます。

もともとのカプラは連動キットへ、

車体側には連動キットからのカプラを差し込みます。

説明書にも記載されていますが、全てカプラーオンですし、サイズも全て異なるので指し間違えることはありません。合うカプラを取り付ければOKです。

続いてドア左側のカプラも差し替えます。

私のシエンタのこのあたりはすごくベトベトしていました。なにこれ…

取り付け説明書や、取り付け動画では、ここから内張りを戻すように、と説明がありますが戻してしまってうまく動かない、また内張りを剥がす、というのは面倒なので一度動作確認します。

いったん、ドアの内張りが剥がれたまま、連動キットから出ているカプラーをコントロールパネルに接続します。

ドアが開いている状態だと、ドアロックできないため、スイッチを手などで押して車にはドアが閉じた状態だと認識させます。

このスイッチを押しながら、ドアロック→アンロックしてみたところ見事にミラーが連動しました!成功です。

あとは逆の手順で内張りを戻していくだけです。

連動キット本体は、付属の両面テープでここに貼り付けました。ドアの内張り内部にはけっこうスペースがあるので、お好みの場所でいいと思います。

組み立ての際に唯一困ったのは、コントロールパネルのこのカプラを差し込むのがとても硬かったです。外すときはスコっと外れたんですが…

悪戦苦闘してやっと取り付けできました。なにかツメを押しながら差し込むとかやり方があったんですかね?

内張りを戻して、取り付け完成です。

ちなみに、ミラー復帰のタイミング変更は、DIPスイッチかなにかかと思っていたらLock→Unlock操作でのコマンド方式でした。

けっこう急いで操作しないとコマンドとして受け付けてくれませんでしたが、何度か試して無事エンジン始動でミラー復帰に変更できました。

車に乗り込むときは、ドアロックを解除してから乗り込みますが、乗り込むときにはまだミラーが格納されていてくれたほうが乗り込みやすいんですよね。

その後、皆が乗り込んでからエンジンをかけてミラーが復帰する、という流れのほうが私は好みです。

今回のキットは組み込み簡単、タップもいらず、両面テープまで入っていて大満足です。これでより便利に乗れるようになりました。