魔法に見える科学って、どんなものがあるんでしょうか。
娘が、魔法を使ってみたいと言っていて、私は考えてしまっています。
魔法なんて世の中にはないんだよ、と言ってしまえばそれまでなのですが、それではつまんないですよね。
これはただの私のエゴなんですが、ファンタジーも魔法も無いんだよなんてと言いたくないんですよね…いずれは自分で気づくときがくるのでしょうが、それは自分でわかって世の中との折り合いをつけてもらいたいということで…ちょっと自分でもなぜ言いたくないのかよくわかりません。
とりあえず私がやりたいことは、魔法を使ってみたい娘に、魔法のような現象を見せてあげたいということです。
十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかないといいますが、家庭で再現できて魔法に見える科学現象ってなかなか思いつかないんですよね…
娘はアナと雪の女王のエルサのように、氷の彫刻を作る魔法が使いたいそうですが、ちょっと実現は難しそうですね。
他に家庭でできて魔法のように見える科学現象はなにがあるでしょうか…
最近色々と考えているのですが、以下のいくつかが実現可能性があるのでは、と思っています。
①炎系魔法
炎を出します。ガス、液体燃料、固形燃料なんでもいいです。が、危ないですし子どもに火遊びを見せるわけにはいかないので却下です。火・炎自体の安全な使い方はいずれレクチャーしたいですが遊びには使いません。
②氷系魔法
物を凍らせます。具体的には液化ガスを噴出し、気化熱を利用して物を凍結させます。氷結ジェットですね。なにかのなかに液化ガスを仕込めば、魔法の息吹でものが凍っていくように見えませんかね?
もしくは、成長する結晶・クリスタルの類は氷が成長しているようにも見えるので、見方によっては魔法のようではありませんか?
まあ結晶を育てるのはちゃんと科学としてやったほうが良いですね…
③光魔法
これは一度やっちゃったんですよね。本来光るはずのないものに、発光体を仕込むことで光らせ、魔法の力で光っているとしたものです。何かが光る、もしくは光の影響でなにかが起こると魔法っぽい…?
UVレジンなんかは大人から見ても魔法のようにおもしろいですね。
マジックライトで光るペンも魔法っぽ…くはないか…
④雷魔法
こと電気に関しては、私は素人なので素人目には魔法のように見える現象がいくつかありますね。大きめの放電があると、雷魔法だよと言われたらそうなんだーと思ってしまいます。私なら。
以前このブログでも紹介した、音楽に合わせて放電するテスラコイル(厳密にはテスラコイルではありません)を、本体を隠して放電させるとかなりそれっぽいのでは、と思います。
とまあ、いろいろ考えているのですがやろうとしていることは子どもを騙して科学を魔法だと教え込むことになりかねないんですよね…
ファンタジーへの憧れ、夢を否定したくないというだけの親のエゴで、素直な子どもに嘘をついていいもなのかどうか、人としてどうなのかと考えている最近です。