後ろ向き太郎の後ろ向き日記

DIY、エアガン、武器、コインが好きです。

USBメモリやSDカードなどのメモリーカードの容量偽装を見破る&初期不良をテストする

最近、安いmicroSDカードを買いました。新品なのに32GBで400円です。 

今どきはこんなに安いのが当たり前なんですね。ちょっと信じられません…私の常識では32GBのmicroSDって6000円くらいした覚えがあるんですけど…

まあこれに関しては私の認識が遅れてるだけなんですが、巷では安すぎるSDカード、USBメモリには容量が偽装されており、実際の容量より多く見せかけているものも販売されていると聞きます。

また、同様に偽装されてはいなくとも、粗悪品も多く販売されています。

そのようなメモリーカード、USBメモリの容量偽装を見破り、またデータが正常に書き込めないような粗悪品でないかテストするために便利なツールがあるため、私が購入したmicroSDカードもテストしてみることにします。

使用するソフトウェアはH2testwです。このツールはドライブの任意の領域、もしくは全体にテストデータを書き込み、その後ベリファイすることによってUSBメモリやSDカードが容量偽装されておらず、正しく読み書きできることを検証できるツールです。

英語のツールですが、特に難しい設定もなく簡単に使用できます。

上記ウェブサイトより、ドイツ語のサイトなので少しわかづらいですが「Zum Download」というところからダウンロードします。

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ダウンロードしたZIPファイルを展開し、実行ファイルを実行します。

H2testwを起動後は、英語も選べます。 

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Select targetでテストしたいドライブを選択し、「all available space」を選択し「Write+Verify」でスタートします。

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こちらは書き込んでいる最中の画面です。書き込み完了サイズ、経過時間、残り時間が表示されています。

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こちらはメモリーカード全体に書き込みが終わり、ベリファイが始まった画面です。同様にベリファイ完了サイズ、経過時間、残り時間が表示されています。

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こちらがテストが完了した画面です。

Test finished without errors.と書かれています。エラーはありませんでしたよ、ということです。

もし容量偽装があったり、正常に読み書きできないカードならここにエラーが表示されます。

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これで今回購入したmicroSDカードは容量偽装もなく、かつ読み書きエラーも発生しなかったことがわかりました。

こちらのツールは初期不良の洗い出しなどにも使えますので、特にあやしいものでなくてもメディアを購入したら一度回してみるのがいいかもしれないですね。