これは結構昔に改造したものです。
そもそものアイディアはずいぶん昔の雑誌かなにかで見たような?昔すぎて忘れてしまいました。
私が思いついたわけではないのですが、トイカメラを改造してレンズを取り払い、新たなマウントを取り付けレンズ交換が可能になるようにしてしまおうというものです。
昔のことなので改造中の写真はないのですが、できあがったものはこんなものです。
日立のトイカメラ、HDC-303Xを改造し、Cマウントレンズが装着できるようにしてあります。
この状態では監視カメラ用のレンズが装着されています。
レンズを取り外すとこんな感じです。
もともとトイカメラについていたレンズを撤去し、撤去した部分の穴をリーマーで整形し、Cマウントリングを埋め込みパテで固定してあります。
フランジバックの調整は勘と気合で行いました。
また、センサー前には撤去したレンズから取り出したローパスフィルターを設置してあります。このローパスを取り付けなかったり、IRorUVフィルタを取り付けるなどすれば赤外線・紫外線カメラも作れますね。
なぜトイカメラをベースにしているかというと、普通のコンデジではレンズがなくなってしまうとレンズエラーが出てしまい、正常に起動できないからです。レンズの制御などをごまかすほどのテクニックは私には今も昔もなく…
レンズがなくなってしまってもエラーがでないコンデジが見つかったらまた作ってみたいですね。
今はスマホでどんな写真でも撮れてしまうのでコンデジ画質にさほど魅力はありませんが、わりと面白い写真が撮れます。
それほど広角ではありませんが歪みが出て魚眼感がけっこう好きです。
そのうち一眼レフを改造したいなと思って1台持ってはいるんですが、なかなか時間と気力がありませんね…