最近、体感的な物価上昇率がすごく高い気がします。
特に食料品の値上がりがひどく、物価上昇率としては2018年は1%程度の数字が出ていますがもっと上がってるんじゃないの?って気がしてきます。
政府もインフレ率2%上昇を目指しており、これから消費税増税も予定されているので今もっている現金はだんだんと目減りしていくのかな…と考えるようになりました。
今まで経済のことは全く考えていなかったのですが、インフレにより貨幣価値の減少に備えて、現金を価格が上昇するであろうもの(株式、宝石など)に換えておくことをインフレヘッジっていうんですね。
というわけで私もインフレヘッジっていうのをしようと現金をプラチナに換えることにしました……
ってのは建前で、プラチナの価格が下がっていて面白そうだったので買ってみました。
もともとプラチナは金より高いイメージだったんですが、2019年現在は金よりだいぶ安いんですね。
2008年北京オリンピックの年なんかは1g7589円を記録し、2013年まで5000円を切らずに来ているので、今は3000円代で非常にお得感があります。
というわけで、インゴットが手に入るところを探してみたんですが、プラチナインゴットを取り扱っている日本マテリアル以外(三菱マテリアル、田中貴金属など)は100gの小さいインゴットには5000~16000円!程度の手数料がかかるんですね。
日本マテリアルだけは100gのインゴットにも手数料がかからないようなので日本マテリアルにしました。
金 地金 プラチナ 地金が手数料無料【インゴット100g】|日本マテリアル
日本マテリアルのオンラインショップでは、999gまで3000円の送料がかかるのでもったいなかったんですが…平日昼間に店頭に行けないのでオンラインショップで購入しました。
日本マテリアルのオンラインショップでは、14時までに口座に入金されないと当日の相場で決済されないそうで、UFJ銀行からみずほ銀行宛の振込になったため間に合うか少し不安でしたが、
11:40頃に振込手続きをし、12:40には日本マテリアルから入金完了のメールがきました。
その後、15:30には商品手配完了のメールがきました。仕事が早いです。
そして、注文翌日にはもう自宅に到着しました。
紙袋に入って、佐川のセーフティサービスで到着しました。
でもこれで3000円はなあ、もったいないなあ…
はじめて100gのインゴットを見た感想は「小さっ!!」です。
妻とスマホより小さいかなあ、なんて話してたのに…スマホどころか指先サイズでした。
妻は「アルフォートみたい」って言ってましたがまさしくアルフォートサイズです。
三十数万がこんなに小さくなっちゃって…でもまあ、収納には困らなくていいですね。小さすぎて失くしそうですけど。
プラチナの価格が下がった理由は、2015年のフォルクスワーゲンのディーゼル車排ガス不正問題に端を発するようです。
プラチナは主に工業用に使われ、排ガス浄化装置や工場の排煙の浄化用触媒に使用されています。
ディーゼル車の不振→ディーゼル車に主に使われる触媒への不安感→プラチナ安って構図です。
また、主な原産国の通貨安も影響しています。日本でも円安にしてどんどん車を輸出しようとしますからね。
プラチナの原産国も自国の通貨が安いうちにどんどん輸出しようやとなるでしょう。
しかし、原産国も日本のような行き詰まり国ではなくこれから発展していく国なので、これから通貨も上がっていくと思うんですよね。
また、プラチナの需要はディーゼル車の排ガス浄化装置用触媒に多いため、乗用車からディーゼル車が少なくなっていく今後、プラチナの需要が少なくなるっていうのはちょっと短絡的すぎると思います。
車は乗用車だけではありません。バス、トラック、重機、みーんなディーゼルエンジンで動いています。(一部ハイブリットやEVもありますが)
排ガス規制がいっそう厳しくなっていく今後、EV化が困難なこれらのディーゼルエンジンはより多くの触媒を必要とします。
そうなってくればプラチナの需要は上昇していくんではないでしょうか?
というわけで長期的にみてプラチナの値上がりに期待しています。
あと、最初はクレジットカードで買えたらいいなあと思っていたんですが、インゴットは当然カードじゃ買えないんですね…
カードで買いたい人は楽天とかでも売ってるのでそっちで買うといいと思います。楽天ポイントついたらいろんなところで使えますし。
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