ふつうのステンレスの包丁、切れなくなったら捨ててませんか?
鋼の包丁を捨てている人がいたら教えてください。私が拾いにいきます。
私は砥石で刃物を研ぐのって苦手なんですよね…
鋼の刃物ですら苦手なのにステンレスの刃物は砥石では無理です……
が!砥石が苦手な私でも、本来研ぐのに適していないステンレスのペラペラの洋包丁でも、手軽にピンピンに研げるすばらしいセットがあります。
ランスキーと呼ばれる、ホルダーと砥石がセットになったホーニングキットです!
刃物を保持するためのクランプと、ハンドル付きの砥石がセットになっています。こいつがあればナイフから包丁からなんでもバッチリ研げるようになります。
我が家の包丁は中華ブランドですがほんのちょっとだけいい包丁です。百均の包丁に毛が生えたくらいですが…
ふつうのコピー紙を切ろうとしています。
私がしっかり研いでいなかったため、このザマです…職務怠慢です……
ランスキーのセット内容はこんな感じです。
このようにホルダーをセットします。穴に30、25、20、17と書いてありますね。
この穴で砥ぎ角度を選べて、かつその角度をキープできるわけです。
砥石は(私が持っているセットには)70~1000番が入っています。粗いものから順にロッドにセットして使用します。
ステンレスの包丁なのでホーニングオイルを使用します。
あとはシャフトを任意の研ぎ角度の穴に通して、前後にシャコシャコスライドすれば研ぎ角度が固定されたまま研ぎ続けられるわけです…賢いシステムです…
各番手で砥ぎ終わったあとがこちら。わりあいきれいに研げていませんか?少なくとも手動の砥石では私には無理です。
切れ味を試してみているのがこちらです。
コピー紙が切れるくらいは普通のことなんですけどね…
ちなみに、知ってる人には常識なんですが、その刃物がよく切れる刃物か、切れない刃物か試すのはこうやります。別に何かを切ってみる必要はないんです。
指の爪を斜めに刃物でこするんです。
ナマクラになってしまっている刃物ならスルスルと滑るだけでなにも起こりません。
よく切れる刃物なら、爪にひっかかって刃が止まったり、爪が削れます。この動画でも爪に刃が食いついていますね。
たまに切れるか試すために刃を手で触る人がいますが、切れる刃物だったら手が切れることになりませんか?怖くないのかな…
なお、私のホーニングセットは海外通販で買ったものです。
Aliexpressなら2000円ちょいでホーニングセットが買えてしまうんです!
めちゃめちゃ気に入っているので予備を1個買っておこうかと思っているところです。
ただし、Aliexpressで買えるのはあくまでノーブランドの砥石のセットです。
「ランスキー」が欲しい場合はAmazonやヨドバシ.comで買う事をおすすめします…