後ろ向き太郎の後ろ向き日記

DIY、エアガン、武器、コインが好きです。

市街地でのデジタル簡易無線の飛距離測定

我が家では、防災用や、スマホを持っていない子どもとの連絡のためにと考え、デジタル簡易無線を導入しています。

我が家は都心部ではなく、郊外に位置しています。

自宅を中心として、郊外エリアで何km程度通信できるかいろいろと試してみたので、記載しておきます。

テストに使用したデジタル簡易無線は、F.R.C FC-D301と、KENWOOD TPZ-D553MCHで、いずれも出力は5Wでテストしました。

この2機種においては飛距離にさほど違いはありませんでした。

1.自宅~車内でのテスト

こちらは、災害時などの移動中に、自宅と連絡が取りたくなった前提でテストしました。

機種はFC-D301で、アンテナは付属のヘリカルアンテナです。

自宅を出発し、通話しながら車で移動し、通話できなくなるところを測定しました。

こちらは、約4kmまで通話ができました。これ以上離れるとスケルチが開かなくなり、通話できませんでした。

2.自宅~電車内でのテスト

こちらは、電車に乗っているときに自宅と連絡を取りたいこともあるかも?とも思いまた、移動する側が電車に乗っていれば何kmまで近づけば通話できるのかわかりやすいので試してみました。

機種はKENWOOD TPZ-D553MCHで、アンテナは付属のヘリカルアンテナです。

デジタル簡易無線では通話できない、離れた場所から、電車で近づいていき、何kmまで近づけば通話できるかテストしました。

こちらは、約2.2kmまで近づけば、通話できました。

この距離まで近づくと、電車の車内にいても自宅の室内と通話できました。電車の車体はほとんど金属でできているでしょうから、その車内から2.2kmも飛ぶとはさすがの5W出力です。

 

上記の2回のテストで、デジタル簡易無線の5W出力機は、郊外において、悪条件でも2km前後、通常4km前後の距離で通話ができることがわかりました。

今回はトランシーバー付属のアンテナでテストしましたが、今後基地局用の大型のアンテナなども試してみたいと思っています。