後ろ向き太郎の後ろ向き日記

DIY、エアガン、武器、コインが好きです。

SDRSharpで低価格・簡単にPCを広帯域受信機にしてみよう

最近、トランシーバーやら無線やらをちょこちょこいじっています。
手持ちの広帯域受信機が少し調子悪いのと、うまくいけばトランシーバーとPCの間で通話ができるのでは?と考え、SDR SharpでPCを広帯域受信機化することにしました。

必要なもの

SDR SharpでPCを広帯域受信機にするのに必要なもの、PCと、RTL2832Uが乗ったUSBドングルとアンテナだけです。
 
私は2千円もしなかったかな?で買ったワンセグチューナーと付属アンテナを使用しています。

RTL2832Uが載ったチューナーは、ワンセグチューナーとしても、SDR用としても売られています。

 

SDRのダウンロードとインストール

SDR用ソフトウェアは、SDR sharpを使います。他にもGNURadioなどあるようですが、私はSDR Sharpしか使ったことがありません。
SDR Sharpはこちらからダウンロードします。
この右の青いDownloadですね。
インストールは、ダウンロードしたSDRSharpを任意のフォルダに展開したら、中にあるinstall-rtlsdr.batを実行します。
すると、最新のライブラリがダウンロードされ、RTL USBドライバーもダウンロードされます。

ドライバの更新

先程のバッチファイルを実行すると、zadig.exeという実行ファイルが増えているはずなので、これを実行してRTL2832UのドライバをSDR対応のものに更新します。

このとき、USBドングルは接続しておいてください。
ドングル添付のドライバはインストールしないでください。
ドライバをインストールしていないので、RTL2832Uのデバイスはドライバがない状態です。
このように、RTL2832Uのドライバがインストールされていない状態です。
これを、WinUSBドライバに書き換えます。
 
 

受信テスト

RTL2832Uデバイスのドライバ更新が終わったら、SDRSharpを起動してみましょう。
Source→RTL-SDR USBを選び、該当するデバイスを選択します。

再生ボタンを押すと復調が開始されます。下の画面では地元のラジオ局をWFMで聞いています。普通にいい音で聞こえますよ。

2000円するかしないかくらいのワンセグチューナードングルで、VHF、UHF帯が様々な変調方式で受信できるようになります。スペアナも見えますし、ウォーターフォール表示もかっこいいです。

GnuRadioなどを使うともっと高度な受信機能も実現できるのかもしれません。そのうち試してみたいですね。

個人的にはデジタル簡易無線の音声をPCで聞いてみたいので、AMBE方式の復調ができるといいのですが…やってる人もいるみたいですがまだわかりません。

もっと勉強しないといけませんね。