東京マルイ Glock17のハンマースプリングを交換していきます。こちらの記事ではグロック17について紹介していますが、他のマルイのグロックシリーズも同様の手順になるかと思います。
パーツリストはこちらから見られますので、パーツリストも見ておいたほうが良いと思います。
まず、通常分解してスライドを取り外します。
赤枠部分のプラスネジを外します。このネジはフレームのプラスチック部分にとまっており、なめやすいので注意してください。
赤枠のピン(フレーム後部ピン)を抜きます。このピンにはローレットや向きはありませんので、どちらに抜いても大丈夫です。
最近購入したピンポンチを使用しています。
これでリアシャーシ部を取り出すことができますが、いきなりリアシャーシを引き出すとノッカーロック、ノッカーロックSPが飛び出してどこかに行ってしまいます。
赤枠で囲ったノッカーロックを手で押さえながらリアシャーシを引き出しましょう。
また、リアシャーシはトリガーバーとつながっているため、引き出す際にトリガーバーを曲げてしまわないように注意して引き出しましょう。トリガーを引く(発砲する方)とトリガーバーが上がってきてリアシャーシ部が取り出しやすいです。
リアシャーシを引き出したら、ノッカーロックとノッカーロックSPは取り外して置いておきましょう。私は細かいパーツは小さいチャック付き袋に入れています。
本体から見て後部側から見た写真です。バラしていく前に全体をよく見て、いろんな角度の写真を撮っておいたほうがいいと思います。
トリガーバーとシアが接する側からの写真です。
スライド側から見た写真です。
リアシャーシ内を分解していきます。
赤枠のシアー用ピンを抜きます。このピンも抜く方向はありませんので好きな方向に抜けます。
シアー用ピンを抜くとシアートーション、シアーが外れます。少しテンションがかかっているため飛ばさないように注意しましょう。
次に赤枠のハンマーリベットピンを抜きます。
このピンは片側が太くなっているため、この写真の方向から抜きます。
ハンマースプリングのテンションがかかっているため、ハンマーリベットピンを抜くとハンマーやノッカー、ハンマーローラーが一気に外れます。内部の構造をよく見ながら、そっと抜いたほうがいいです。
これでハンマースプリングにアクセスできました。
組み立てる際は逆の順序で組んでいきますが、私はシアートーション(シアーにかかっているバネ)を付けるときだけ少し悩みました。ハンマーとノッカーの位置をいろいろ動かしてみると、シアートーションがかかりやすい位置にあって無事組み立てできました。